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『徳川家康』発売中です


『新・歴史人物伝 徳川家康』(駒草出版)が12/17に発売されました。図書館向けのセールスがメインの本なので、一般書店の流通は少ないですが、注文すれば取り寄せできます。あとAmazonでも買えます。よろしくおねがいします。 

 

「新・歴史人物伝」のシリーズは、デビュー以来懇意にしていただいている編集プロダクションさんのお仕事なんで、実はかなり早い段階で「戦国武将か幕末の英雄のだれかで」というオーダーで打診していただいてたのですが、そのときは自信なくてお断りしたんですよね。 

 

でもそれから一年以上経ってからもう一度、「徳川家康を」というお話がきて、そのときもだいぶ迷ったんですけど、ちょうど「真田丸」→「直虎」で「大御所様…推せる…」とかいってたとこだったので、これは天の声かもしれぬと思ってお引き受けすることにしました。

 

その分、両作品の家康像にひきずられないようにするのが大変でしたが、なんとか頑張ってみました…しかし、実際、「丸」と「虎」見ながらひーひー笑っていた伊賀越えを自分が書くことになるとは…人生なにがあるかわかりませんね…

 

名古屋在住なので、幸い多くの旧跡が日帰りできる範囲にあり、取材と称して家族や友人たちとの行楽ついでにめぐれたのも楽しかったです。今の自宅付近も、当時はあれこれの戦場になったのだなぁと思いを馳せるきっかけにもなりました。このとき撮った写真なども、後日いくつか公開出来ればと思っています。

 

イラストも、みらい文庫ほかで戦国ものを多く手がけられているRICCAさんにお引き受けいただき、とても魅力的な家康をかいていただきました。RICCAさんとは以前から交流があり、いつか一緒にお仕事できたらいいねと話していたので、思いの外はやく叶って嬉しかったです。

 

最近は新資料もみつかって、かつて定説とされていたことがつぎつぎ覆っていたりするため、調べれば調べるほどわからなくなって途方に暮れたりもしましたが、とりあえず私は歴史家でもないし論文を書くわけでもないので、とにかく「面白い小説」として読んでもらえるように頑張りました。至らぬことも多いと思いますが、よい経験になりました。読者の皆さんにも楽しんでいただければ幸いです。

 

デキる部下と側室たちに背中を押されながら、真面目にこつこつ頑張った家康公にあやかり、私も頑張っていきたいです。